重量式混合機 [Gravimetric Blender]
モジュラータイプ式に選んで組み合わせて使用する重量式混合システムをご紹介します。
用途と特徴
用途
押出機のコンパウンドに。
特徴
比重の異なる成形材料の定比混合に最適です。
ロードセル台秤(PFW-15K/30K/60K/100K)の指示値を重量式コントローラーで計測しながら、
フィーダーのスクリュウ回転を制御し、定量フィードを行います。(フィードバック制御)
操作はLCDタッチパネルにて行い、任意の供給量を設定することで、コントローラーが
自動的に供給量を調節します。
重量式フィーダーの設置例
重量式フィーダーの設置例のイメージ図です。
成形機上に設けた受け用ホッパーに、主材と副材を各々重量式フィーダーで計量しながら供給します。

重量式混合機の組み合わせ例
組み合わせ例

No. | 機種名 | 型番 |
---|---|---|
1 | フィーダー本体/ PF90(36)BLDC dosing unit | 20336 |
2 | ロードセル台秤/ PFW-100K12 | 28004 |
3 | SUSホッパー/ Hopper 100L AS 150□ | 234100 |
4 | コントローラー/ PF-GR Ctrl 1X | 25211 |
5 | 排出コラム/ ----- | --- |
重量式コントローラー [Gravimetric Controller]
重量式コントローラーの型式
重量式コントローラー

Mod No. | 機種名 | 制御軸数 |
---|---|---|
25211 | PF-GR controller 1X | 1 |
25221 | PF-GR controller 2X | 2 |
重量式コントローラーの機能と画面
自動運転・手動操作・テストフィード

操作は、自動・手動・テストの3方法あります。通常成形時には自動で行います。
成形機の運転信号がOFFの時には、手動SWで手動制御を行うことが出来ます。
また、任意のフィーダー出力を入力し、テストフィードを行うことが出来ます。
成形条件の記憶機能

任意の供給量をデータ設定することにより、自動的に供給量を調節します。
最大30件までの成形条件をデータファイルに記憶出来ます。
ワークが変わっても、そのファイル番号を呼び出して、すぐに次の成形に移行出来ます。
供給量のデータ収録機能

自動的に直近の1分毎供給量データ(g/60sec)を60分間収録しています。
60分経過後のデータは10分毎のデータとして24時間記録しているので、安定供給している状況を
確認することが出来ます。
システムの異常対策

モータの過負荷、供給量材料の不足等の異常がある時は、3色パトライト点灯及びブザー出力で知らせます。
LCDパネル上には異常状態が表示されます。